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熊谷さんの写真展
友人二人と新宿でランチ→ギャラリー蒼穹舎熊谷聖司さんの写真展「THE TITLE PAGE」を見る。

添えられたワードと写真との味わいが軽妙で、くすりと笑いたくなりました。 しばらく、情報を追えてなかったあいだに、写真集などの冊子をたくさんまとめていらっしゃって、それぞれ面白かったです。

印象派の絵画を思わせる、水面を写した作品集「とりのこえをきいた」を衝動買い。
(画像は熊谷さんのブログより勝手に拝借。)





ご出身の北海道・函館の大沼公園の雪景色の美しい冊子「神/うまれたときにみた」も、とても素敵でした。印刷がとても苦労しそうな色ですが。(こちらの画像も熊谷さんのブログより拝借。)


川内倫子写真展「Illuminance」
Untitled, from the series of Illuminance, 2009 
©Rinko Kawauchi


妬きもちをやくくらい素晴らしかったから、と薦められて、
行ってきました、FOILギャラリー
メールをもらわなかったら危うく見そびれるところでした。ありがとう。

うん、文句なしにいい展示でした。
より掲載点数の多い写真集のほうは、
もっと迫ってくるものがありました。
日蝕のリングに挟まれた写真の構成が素晴らしい!
終始一貫(いや一環?)、 気が利いてます。

友人曰く、「谷川俊太郎が死生観をうたってるみたい」。
まさにそんな感じで、あれは詩そのものという印象でした。 

見たいものを見てきた、写してきた、その邪念のないまなざしが本当にすがすがしかったです。
上手/下手、カメラ・レンズがどうだ、構図がどうだ、そんな写真にまつわるいっさいにとらわれず、愚直なまでに集め続けた断片。それはもう執念といっていいほどの収集力。
その、要素の削ぎ落とされた断片を「結ぶ」のだという信念が、15年という歳月を経て昇華したと。そう感じました。

彼女が形にしたいと願った、世界の成り立ちについての表現。
はかなく可憐で危うげな一点一点の写真のイメージとは裏腹に、これは力技です。



評価:
川内倫子
フォイル

金瑞姫展「ether」
 

昨日は少し時間ができたので、銀座で写真展を見てきました。
お名前、キム・ミズキさんと読むようです。おそらく朝鮮系のかたなのでしょうね。
ベルリンに滞在して制作した写真群、とても良かったです。
今後はハンブルクへ留学が決まっているとのこと。まだ若いかたなので、これからが楽しみです。

夜は夫の帰りを待って、寝かしつけをバトンタッチ。久しぶりに飲み会に〜
ヨーロッパとカナダを回ってきた劇団の苦労話や、進行中の映画の企画などを聞かせてもらい、とても刺激を受けて帰ってきました。



写真展デビュー♪


ガーディアン・ガーデン20周年記念
「あれから20年、これから20年」未来に届くアート展
2010.11.4-11.18


娘の写真が、このたびめでたく(笑)写真展デビューいたしました。
20年後の未来、というお題だったからか、子どもの写真の多かったこと!
よく言えば普遍的、意地悪にいえば王道だよねぇ。

この展覧会の写真部門の出品者だけで131名…!
90年代から勢いづいた公募展というシステムが、そんなに多くの自称写真家(自分も含め)たちを世に出したのかと思うと、果てしないような、恐ろしいような気持ちになった。
友人の展示、続々。
そんなわけで、わたしがモンモンと過ごすなか、友人たちは軽やかに(自分が卑屈になっているとき輝いている人はそのように見えるのです)ご活躍中なのでした。

大学の同級生石原くん古本酒場コクテイルで2回にわたって写真展を開催。
被写体は映画「Shine」のモデルとなったピアニスト、デイヴィッド・ヘルフゴッド氏。よく会えたなぁ。奥さんに抱かれた1枚が、とても好きでした。
「古本」と「酒」という、ありそうでない魅惑のコンビネーションを実現したコクテイルは、高円寺らしいとてもディープなバーでした。店主ご夫妻がベイビーをおんぶしながら接客する姿に、すごい…、と感嘆。
しかし、夜で眠かったウチのしあんは、そんなムードをぶち壊し、申し訳ないくらい大声で泣き続けたのでした。。。あわあわ。


写真学校同期のマンダくんは、隅田川をのぞむギャラリー兼事務所「カワウソ」大沼ショージさんとオープン。心地よい風が通って、昼間からビールを飲んでのんびりした〜い!って気分になるオサレオフィスでした。あまりの居心地のよさに、時間がたつのを忘れました。


それから、こちらも写真学校の同期の八幡さんは、奥さまの山本まりこさんと神保町のgallery 福果展示
夫婦二人で旅したインドの写真、第2弾。前回南のほうまで回りきれなかったので、もう一度インド行きを決行したらしい。楽しそうだな〜。一緒に旅をしても、写真を見ると面白いくらいに印象が違う。
久しぶりに会えたのもうれしかったなぁ。言いそびれた結婚おめでとう!は今度会うときにとっておこう。


書いておかなきゃ。
 書いておかないと、どんどん忘れてしまうなぁ。

平間至@P.G.I.“Min Tanaka-Locus Focus”
2008.3.26-4.25
 もう1ヶ月も前になるけど、P.G.I.と平間至さんは意外な組み合わせだったので、どうなるのだろうと見に行った。仕事としてはすでに申し分のないキャリアを持つ彼は、おそらくいま必死に写真の行き場を探しているのではないかと思う。
 今回は、舞踏家・田中泯さんの踊りのパフォーマンスを撮ったドキュメンタリー写真の展示。記録写真としては悪くないけれど、撮影対象の行為あっての写真で、かつ、表現する人を追いながら写真家の目線を追うという厄介な作業をみんながしたいわけじゃないので、評価が難しい。
 オーガナイザーとしての役割に手を出せちゃう人は、かえって自分のブランディングに苦労するのかも。
 帰りがけに1階で見た『二月』という写真集が、さっぱりしていて気持ちよかった。作品のなかでは、ときとして器用と不器用が逆転する。

(c)yuuji obata『二月 Wintertale』


川内倫子 “SEMEAR” @FOIL GALLERY
2008.4.24- 5.25
 そういえば、しばらく展覧会を見ていないなぁと思ったら、日本では4年ぶりの展覧会だそうだ。決してレイアウトしやすい会場ではないのに、際立って垢抜けた展示で、この4年の間の充実した活動を思わせた。
 ともすると誰でも撮れそうな錯覚をおこさせる、現実と地続きのシンプルなカットを連ね、そこから彼女だけの物語を浮かび上がらせているのはさすがである。シャッターを押し続けた、ここまでの1カット1カットの積み重ねの凄みを感じる。着実に撮影対象を広げており、展示構成がいい具合に力が抜けているのも、写真集や国内外での展示を経験してきた「戦果」だろう。
 プライスの付け方ひとつとっても、売っていこうという意思が明確ですがすがしかった。これからの人のためにも、こうじゃなきゃね。海外での展示もぜひ見に行ってみたい。

種を蒔く/Semear
種を蒔く/Semear
川内倫子


写真展巡り、ふたたび
しばらく遠ざかっていた写真展に、また足を運び始めている。
先週、写真学校時代の同期・林隆文くんの展示@ギャラリー山口を見たのに続き、今週は外苑前のトキ・アートスペースへ。このところ旺盛に写真展を開いている森下大輔くんの展示を見る。


(c)Daisuke Morishita

モノクロの写真は、どれもどこかで見たような感じを抱いてしまう一方、簡単に抽象化されてしまうので、理屈っぽくなりがちだし、難解に見えやすい。
それが今回は、これまでより一歩突き抜けた感のある、撮り手の力を感じさせるしっかりした写真ばかりで、素晴らしかった。何てことのない普段の都市を写しているのだが、一枚のなかの情報量の多さと、それに写真としての風格を与えるあしらいは相当の腕前である。5月にはNYへ売り込みにいくという。前向きな自信家(いい意味でね)の今後が楽しみだ。

その後、小伝馬町のFOILギャラリーへ。移転後足を運ぶのは始めてなので、どんな空間が広がっているかとても気になる。
今はなき食糧ビルを彷彿とさせる古い雑居ビルの2階に、ギャラリーとカフェ、写真家の事務所や出版レーベルなどが集まっている。工事中の1階にはTARO NASU ギャラリーが移転してくるようだ。あたり一帯がアートの発信地として機能していく予感がした。こういう動きが、東京の面白いところだなぁと思う。

久しぶりに展示をやります!
桜がとてもきれいですね。
私は、今年は、目黒川の夜桜を見たり、
カメラ片手に千鳥が淵のあたりを歩いたりしました。
みなさんはどこへ出かけましたか?

potu-kao

さて、告知です。
4月4日から13日まで、
ポツドール第17回公演「顔よ」に合わせて、
本多劇場のロビーでちょっとした写真の展示をやっています。
下北沢の駅からすぐの場所ですので、
お近くにお寄りの際には、ぜひお立ち寄りください!
力作のお芝居のほうも、この機会にぜひどうぞ。
*過去の舞台写真の展示です。

*ロビーにお入りいただける時間
4/4(金)17:00〜22:00
5(土)12:00〜22:00
6(日)12:30〜17:30
7(月)休み
8(火)17:00〜22:00
9(水)17:00〜22:00
10(木)17:00〜22:00
11(金)17:00〜22:00
12(土)12:00〜22:00
13(日)12:30〜17:30

坂口トモユキ展「Home」
ガーディアン・ガーデンの坂口トモユキ展「Home」へ。
「Home」は夜中に静まりかえった住宅地のディテールを、未来的なつるつるとした光(この光の表情が新しい!)で白日のもとに晒した問題作。空の部分にまであまりにきれいに光が回っていたので、「あれ? 昼間の撮影に切り替えたんですか?」と見当はずれな質問をしてしまう。
おそらく日本中の中途半端な田舎に広がっているであろう中途半端な住宅地は、新しくもオシャレでも珍しくもないため、ある意味メディアの死角。そうした対象を選ぶあたりも憎いし、スタジオで撮影したかのような“街灯ライティング!”で、風景をフィクション化できているところも上手い。ちなみにこのシリーズ、露光は30秒なのだそう。夜中に撮影している姿はたぶん、そうとう怪しい人だと思う(笑)。
写真をつなげたムービーには抽象的な美しさもあって、ミラーボールを延々追いかけた、ティルマンズのムービーを思い出しました。

「写真展キャンペーン」と題してブログで展覧会を盛り上げていこうという姿勢も頼もしい感じ。お仕事じみた「やらされ感」がなくて、何より自分で楽しみながらやっている雰囲気がよいです。ホームページも実によくできていて、自分でPRしていくことが身近になったということは、商業ベースに乗りにくい領域にはチャンスなんだと実感しました。キャンペーン、上手くいくといいなぁ。
写真家の器
朝から写真選び。デジタルは、撮影よりも選びにとられる時間のほうが長い気がする。もっと効率よく進めるにはどうしたらいいかしら。

夕方にやっとのことで納品をすませ、友人とロビーでコーヒーをいただく。『Spore』の次号は刊行にこぎつけられそう、とのこと。『Spore(スポア)』というのは、以前ルームシェアをしていた同居人のひとりが、仲間と作っていた言葉&ビジュアルの本。次号はたしか恋愛特集。日の目をみてよかったなぁ。
友人たちが少しずつ職場で責任のあるポジションにつくようになり、颯爽と仕事をこなす姿を目にするのが楽しい。なんだかこちらまで誇らしい気分になる。

その後、フリーマガジンの打ち合わせ。富士登山の企画など。「前の週ぐらいに、高尾山あたりに登っておくと良いですよ」と薦めていただく。日頃の運動不足を考えれば、本当にトレーニングが必要かもしれない。誰か、登山の予定のある人(笑)、誘ってくださいな。
しかし富士山に登りながら撮るなら、カメラ1個が限界だな。ハッセル回したいけど重いかなぁ。

打ち合わせの後は、雨のばらつく銀座へ移動。ガーディアン・ガーデンで、鈴木心(しん)「サテライト」を見る。今日が最終日だったので、なんとしても見るぞと思い、19時までのギャラリーへ19時に着く。
展示は、最近見た写真のなかでは出色の出来だった。諦めずに来てよかった。「これはキャノン(写真新世紀に応募していた)時代」「これはエプソン(カラーイメージングコンテスト)時代」、と分厚い作品集をいくつも見せていただく。まあ、結局長居してしまうわけだが、久しぶりに心意気を感じる写真に出会えて、ほんとうにうれしい。
心くんとお会いするのはこれで二度目。なんていうのかな、たまに目を見て話しをしただけで、器の大きさを感じさせる人がいるけれど、彼もそういう、人としてでっかい感じのする人。写真にもそれが見事に出ていて、どれも強くて理知的でまっすぐで図太くてチャーミングな写真たちだった。これから怖いくらいに伸びていきそうだから、とても楽しみ。
久しぶりにオフィスにも顔を出し、仕事のブックを預けて帰る。